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更新日 2016-01-05 | 作成日 2008-08-22

東京丸の内ビルディング

コーバン・ウォーカー/スケールズ

ガラス、ファイバーライト、LED、スチールファイバーライト側:H.677×W.1180×D.17cmLED側:H.255×W.390×D.16cm

IMG_0657.JPG丸ビルが抱える巨大なパブリック空間=吹き抜け「丸キューブ」から地下1階に通じる階段。建築的構造を活かしつつ、作家はこの空間をさりげなく、しかも記憶に残る作品とした。ファイバー・ライトとLEDの光はそこに視線を投げかけるものにとっては十分に印象的だが、都会的なめまぐるしさとは正反対の、ある種の静けさをも醸し出している。


シェイラ・ウェイクリー/シャドウ・オブ・ツリー パターン・オブ・レイン

ガラス、シルク・プリント:H.1250×W.200cmガラス、アルミ箔、ケヤキの葉60×60cm

IMG_0660.JPGガラス面に反射したようにも見える、シルク・プリントによる高さ12メートルの銀色のケヤキ。床面には15カ所、石割に沿って設置された繊細な銀色の模様。2002年6月12日と15日、となりのビル(新丸ビル)の屋上に実際に降った雨が均一に敷かれたアルミ箔の一部を押しのけ、この模様を形作っている。そしてリアルな雨の痕跡と一緒に封じ込められた本物のケヤキの葉。幻影とリアル、自然と都市について、様々なことを問いかけてくれる作品。


土屋公雄/Mの記憶

松杭、ブロンズ、ガラス、ステンレス・スチール、スチール、ガラス・チップ、ファイバー・ライト ブロンズ:H.1300×W.38×D.38cm 松杭:L.1380cm

IMG_0665.JPG旧丸ビルに基礎として用いられた松杭が、おそらくは理想的な温湿度が確保されたために、驚くほどの鮮度で回収された。土屋はこのうちの1本を選び、そこに旧丸ビルがたどった年代を切り刻み防腐処理を施した後、そのまま水平に床に埋めた。強化ガラス越しに足元にひろがる松杭の存在感。そしてもう1本、今度はブロンズに鋳抜き、未来への年代を切り刻んで、床下の作品と対応させるように屹立させた。時間と記憶をテーマにした作品。


ジャンパオロ・バベット/イン・フィニート

ガラス、スチール、ステンレス・スチール、ガラス・チップ、LED ラインの全長:16500cm ラインの幅:26cm / 21cm


IMG_0674.JPGイタリアの著名な宝飾デザイナー、ジャンパオロ・バベットによる作品。丸キューブの上階からの視点も考慮した構成。青と赤の2色のガラス・チップを細長いステンレスの箱に敷き詰め、構成的に床に配置した。地下室や様々な配管・設備をもつ床下に、一定の深さの箱をデザイン的な調和を持って配置することには、予想以上の困難が伴ったが、建築・施工の皆さんの積極的なご協力を戴いて、見事な収まりとなった。アトリウムから外の歩道へと連続する造形は、建築的な仕掛けと相俟って、建物の内部・外部を見事に一体化している。


スザンナ・ヘロン/36エレメンツ

ガラス・ウォールエッチング・ガラス(36枚):H.1400 x W.1460cm

IMG_0675.JPGエスカレーターと、空中庭園とを柔らかに仕切る機能性を持ったガラスの壁面。エスカレーター利用者の「動く」視点を考慮しつつ、36枚の大型強化ガラスに有機的なモティーフを彫り込むことで、その全体をアート化した。強度確保のため深彫りが許されなかったが、作家は何度もスケッチを練り直し、この造形上の困難を乗り越え、完成度の高い造形とした。



設置年 :2002年
所在地 :東京都千代田区丸の内
事業主 :三菱地所株式会社
設計者 :株式会社三菱地所設計
主な用途:オフィス、店舗、会議室
延床面積:159,908m2
役 割 :委員会設立準備、委員会事務局補佐、制作・設置受託